楽天MNOからのMNP予約番号の初めの2桁は「1x」? – 実際にサポートセンターに聞いてみた
と言うことでせっかくテスターになったなら気になる事は調べる。実行してみる。最近楽天MNOの事ばかり書いているなか卯です。今回はMNP予約番号について調べてきました。
実は初めの2桁で移転元キャリアがわかる
MNPするときに必要なもので一番重要なのが、MNP予約番号。このMNP予約番号の先頭2桁でどこのキャリアが発行したものかがわかるように出来ています。
11 : docomo
12 : KDDI
13 : Softbank
14 : –
15 : イーアクセス(E-mobile※すでに廃止)
16 : Y!mobile(PHS回線のみ)
MNP番号は先頭2桁の数字で表される為にどこから転入してきたのかキャリアにはわかっている現状でした。そのために「転出」と「転入」を差し引きすることで、どこにどの程度の顧客が流れているのか、入っているのか、キャンペーンが成功しているのかなども裏を返せばわかっていたのが現状でした。
ちなみにdocomoMVNOなら「11」発番
MVNOはMNO回線を利用して回線の作成を行って居ます。すなわちdocomoMVNOである楽天モバイルは、通常回線なら11発番される予定です。これはdocomo系なら11であり、au系MVNOなら12で始まります。実は転入先(MNPをしようとしている先)にはMNOなのかMVNOなのかは不明確になるため、「MNOはOK。MVNOはダメ」などの規制があったとしても隠し通すことは実は可能なのです。
MNOかMVNO回線を用いてテストを行って居るのか疑問
無料サポータープログラムはあくまでもテスター募集であり、どのような場所(エリア)や、どのような時間帯に、どのような通信(負荷)をしているのかを計測するプログラムだと理解しています。そのうえで謎だったものは、そのテストプログラムをMVNO回線でしているのか、MNO回線でしているのかは謎でした。基本は後者のMNO回線であろうとは思って居ながら、あくまでもサービスインの前なので、テスターとしてはMVNO回線をMNO風に使ってテストを行うことも可能なのです。と考えれば実はコレはdocomo回線なのか、楽天MNO回線なのかは実は謎だったのです。
無料サポータープログラム終了時には継続契約が必須
今回調べた経緯は契約時に言われた言葉でした。無料サポータープログラム終了時には何かしらの契約が必須です。この「何かしらの契約」は包括的な意味を持っていますが、もしかしたらMVNO回線を用いてテスト契約を行って居るのであれば、MNO回線に契約の載せ替えが必要なのではないかという疑問でした。
よくよく考えたらauローミングができるのはMNO回線だけなのでは…。
たぶんコレです。当然ながらdocomoMVNOでは勝手にauローミングをすることはたぶん許されていないのでしょう。と言うかKDDIが嫌がるのではないでしょうか。逆に言えば現時点でKDDIはauローミングを用いることで、無料サポータープログラムというテストを行わなくとも、楽天MNOのお客様(無料サポータープログラム対象者)がどの程度利用(時間・場所・負荷)をしていて、楽天MNO自体がどの程度の準備を行って居るのかが丸わかりになるということです。回線を買っているはずの楽天MNOは実は情報すらも売っていたというのが悲しい現実ですね…。
まとめ!
最後にMNP予約番号を発行&楽天無料サポータープログラム用サポートセンターのお姉さんに聞いた結果下記の通りになりました。
11 : docomo
12 : KDDI
13 : Softbank
14 : –
15 : イーアクセス(E-mobile※すでに廃止)
16 : Y!mobile(PHS回線のみ)
17 : 楽天MNO ※ 今回発覚
これで疑問は1つ解決です!お疲れ様でした!!