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懲りてない?らでぃっしゅぼーやの次は鯖!? – ドコモと鯖やグループが業務提携契約を締結


NTT docomoは「鯖やグループ」と、ICTを活用した新たなサバ養殖モデル確立を目的に2020年5月28日(木曜)に業務提携契約を締結をしたと発表した。

 

プレスリリース

■業務提携概要(報道資料から抜粋)

  1. 新たなサバ養殖モデルの確立
    養殖生け簀内の水質測定データや作業日誌、成長記録、気象情報などの情報をICTを活用して自動で収集し、クラウド(以下、養殖管理クラウド)で一元管理することで、生育途中でも生存率や飼料転換効率1などの養殖業における重要な経営指標を簡単に閲覧し、高い生存率と飼料転換効率に必要な条件の算出を可能とします。費用の大部分を占める飼料の給餌量最適化による“儲かる養殖業”の実現をめざします。
  2. サバ養殖の認知拡大
    日本の海面養殖生産量のうちサバ養殖の出荷量は1%未満2で、市場でサバは天然魚が多く出回っています。飲食店や消費者に対してサバ養殖の生育の様子を映像配信するなどの活動を通し、安心・安全で美味しい人工種苗3からの完全養殖サバの認知拡大に取り組みます。
  3. サバ養殖モデルの横展開
    新規参入事業者や既存養殖事業者に確立した新たなサバ養殖モデルを展開していきます。具体的には、新規参入を検討している事業者向けに、鯖やの養殖漁場にスタートアップ環境を用意し、本格導入時には、設備・ICTシステム、ノウハウ、人工種苗の稚魚を提供いたします。

 

docomoはらでぃっしゅぼーやで大コケしてますけど…。

docomoの食品関連への業務提携は珍しくない。一番の失敗はM&Aまでして行った「らでぃっしゅぼーや」。2010年のスマホ移行期にdocomoはスマホ業界を舐めていた。iモードがあれば今でいうAndroidやiOSは要らない。業界の最先端はdocomoだと考えていたからだ。そしてこのiモード流通網を使ってらでぃっしゅぼーやを販売しようとした

 

なかなかに懐かしい話にはなるが、docomo店頭にはなぜかキュウリが並び、キャッシュバックの代わりに野菜がプレゼントされるという本当に切羽詰まった施策を行うなど、売れない方向まっしぐらだったのである。当然こんな施策ならスマホも売れない。野菜も売れない。イメージも低迷。泣きたくなる。

 

結果は惨敗であり2018年にしっかり手放す。

 

らでぃっしゅぼーやの問題点は2つ

まずdocomoである理由がなかった。そしてdocomoはスマホ業界を舐めていた(知らなかった)ということだろう。

 

今であれば「dカード・dポイント」などの金融系はスマホ必需品であり、auのスマートバリュー(光関連事業提携)や、softbankのLINE(メッセンジャー)はうまくいった業務提携なのではないかと思われる。これで見てわかる通り「機種を使わせて、関連で勝つ」と言うのがうまくいくべきなのであるが、野菜に関しては違った。docomoはこの類がiモードで胡坐をかいていた結果、わからなかったのだ(むしろ宅配なので敷居が高すぎる)

 

通信事業で出来れば儲けない(抜け出したい)という考え方は今でもdocomoで感じる部分である。その割に通信関連は割高なものが並ぶが、それはサービスを売っているという言い訳をしている。話はそれたが、通信業界から抜け出したいdocomoは考えなしに「野菜配達」に手を出した結果、そもそも配達関連事業が成長していない中やらかしたのが前回の失敗である。

 

鯖やグループとの連携はどういう意味があるのか

今回の違いは「B2B」として提携を行うということだと個人的には思っている。なぜ鯖なのかは不明ではあるが、たぶん何でもよかったのであろう。最近、docomoは携帯電話から発せられるビックデータをうまく活用したいと考えている。これは人の情報を売り買いしている状態だが、今回はICT/IoTを使って生き物のビックデータを取りに行きたいのではないだろうか。

 

ある意味の投資ではあるが、将来が不安。

総じてみてNTTグループは商売が下手である。先行者利益を使って様々な恩恵を取っているキャリアではあるが、なにか始めてやることに関しては全くと言っていいほどうまくいっていない。docomoの本業である携帯電話業界ですらiモードは消え去り、スマホ買い替え需要に負けたdocomoはお金をばらまく時期もあり、悔しい思いをしながらiPhoneを導入。今では他キャリアとプランすらも同じである。

 

次回の携帯電話ショップの評価軸の中に「鯖缶販売個数」「鯖ID作成(加入率・決済率)」が入らないことを望む