常識を覆す、最低の修正が加えられるのが楽天モバイルである。事の発端はRakuten Miniの周波数帯がロットによって異なるのではないかと言う疑問がネット上で騒がれていた。さらに別のものもあるのではないかとも囁かれている。
まとめると下記の通り
ロット | B1 | B3 | B4 | B5 | B18 | B19 | B26 | B28 | B38 | B41 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
351676110680487以前 | ○ | ○ | × | × | ○ | ○ | ○ | ○ | × | ○ |
351676110356716〜 351676110680487 |
○ | ○ | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
351676110680487以降 | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
6/10 楽天モバイルが声明を発表。しかしこの内容がひどい。なぜなら「Webサイトで情報が正しく更新されていなかった」とあるが、あくまでも技適違反なのである。と言うよりも、販売をすでにしている端末を後から技適を通すのは基本的にNGである。なぜなら電波は国から借りているものであり、その電波技術が一定の水準になっているものを証明するものとして出ているのが技適マーク(いわゆる免許状としての役割)である。捕まってから「出し忘れてました」は許されないのだ。
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同じ製品であっても周波数が違えば別物!
詳しい人に教えてほしい部分だが、現在はできる限りロットを小さくするためにメーカー各社はハードウェアでは多くの周波数に対応したものを、ソフトウェアで制限して出荷している場合が多い。昔ならではの考えでは、ハードウェア特性はそのまま申請だったのだが、最近ではこれが異なる。つまり「ハード+ソフト」で対応したものを申請を上げなければいけない。あくまでもハード的に同一だったとしても、周波数が違えば別物であり、そのまま技適違反となる。
2020年6月10日
オリジナルスマートフォン「Rakuten Mini」の対応周波数帯について
このたび、楽天モバイル株式会社が販売するオリジナルスマートフォン「Rakuten Mini」において、対応周波数帯の変更がございましたが、WEBサイトでの情報が正しく更新されておりませんでしたのでお知らせいたします。お客様にはご心配とご迷惑をおかけしますことを、深くお詫び申し上げます。
なお、「Rakuten UN-LIMIT」をご契約いただき、「Rakuten Mini」を楽天回線およびパートナー回線にてご利用いただく場合、今回の対応周波数帯の変更によるサービスへの影響はございません。
1.対象製品
「Rakuten Mini」(ナイトブラック / クールホワイト / クリムゾンレッド)
2.対応周波数帯(変更後)
FDD-LTE: Band 3(1.8GHz)/ Band 4(1.7GHz)/ Band 5(800MHz)/ Band 18(800MHz)/ Band 19(800MHz)/ Band 26(800MHz)/ Band 28(700MHz APT)
TD-LTE: Band 38(2.6GHz)/ Band 41(2.5GHz)
WCDMA: Band I(2.1GHz)/ Band VI(800MHz)/ Band X IX(800MHz)
※変更前(製造番号351676110680487以前)製品の対応周波数帯などの詳細につきましては、以下の製品ページをご参照ください。
https://network.mobile.rakuten.co.jp/product/smartphone/rakuten-mini/spec.html
お客様には、ご迷惑をおかけしておりますことを重ねてお詫び申し上げます。
楽天モバイルでは再発防止に努めるとともに、お客様に分かりやすく快適なサービスの提供に努めてまいります。